2012年6月5日火曜日

大塚国際美術館2012-1




2012.6.4 入館料が千円のこの日を待っていました。中野京子さんの「怖い絵1.2.3」、「怖い絵で人間を読む」にはまってしまったのです。今まで印象派ばかり見ていたのが残念な程おもしろかったです。ゴヤ、ベラスケス、ルーベンス等素通りしていた絵が目に飛び込んできます。ハプスブルク家やブルボン王朝のことが絵を通してよく理解できるので、世界史を習っているときにこの本があれば良かったのに。
写真3の左下 豆の王様の祝宴は豆菓子の中に豆が入っているのを当てた人が王様になるという話。王冠をかぶっていても本物の王様ではなく、錚々たる王様の肖像画が並んでいる中でちょっとほほえましい。
1. ラス・メニーナス(ベラスケス) 2. 裸のマハ、着衣のマハ(ゴヤ)、フェリペ4世(ベラスケス)、キリストの磔刑(ベラスケス)、我が子を喰らうサトゥルヌス(ゴヤ) 3. 教皇インノケンティウス10世の肖像(ベラスケス)、マドリッド1808年5月3日(ゴヤ)、豆の王様の祝宴(ヨルダーンス)、黄金の兜の男(レンブラント) 4. アルノルフィーニ夫妻の肖像(ファン・エイク)、老女(ジョルジョーネ)、シャルル7世の肖像(ジャン・フーケ)、大使たち(ホルバイン)